
旅行日程を決めたら航空券の予約をしなければいけません。航空会社もしくは旅行会社に電話をするか、公式サイトにアクセスすると予約が可能です。
旅のだいたいの期間と時期を決めたら、すぐ航空券の手配を始めましょう。特にゴールデンウイーク、夏休みのお盆、年末年始の時期などはできるだけ早め(2〜3か月前)の予約が必要となります。
ただし、格安航空券は予約時の優先順位が低いため、早く申し込んだからといってその場で座席が確保できるとは限らないでの注意が必要です。
予約に必要な項目
航空券を予約する際に、旅行会社に伝える項目は下記のとおりです。
・出発日と帰国日
これが決まっていないと予約は不可能です。第2、第3希望まで聞かれることもあります。
復路のフライトを決めないオープンチケットの場合でも、おおよその日程は決めておき、何日間有効の航空券が必要なのかを計算しておきましょう。その際、帰国予定時期の混雑度を確認しておくといいです。
・名前
気をつけたいのが、ハネムーンなどで姓が変わるときです。入籍は済ませましたが、パスポートの名前を変更せずに出発するのであれば、航空券も旧姓で予約しましょう。また、普段ペンネームや通称を使っている人も航空券はパスポートと同じ名前で予約しましょう。
・目的地と希望する航空会社
乗ってみたい航空会社がある場合は、先に伝えておくことです。特に希望がなければ、目的地を伝え、どの航空会社がおすすめか旅行会社に相談してみるといいでしょう。
航空券の価格はもちろんですが、出発時間や到着時間、現地までのフライト時間、また、乗り継ぎ便の場合は、乗り継ぎ地での待ち時間などもしっかり確認した上で、航空会社を選ぶようにしましょう。
予約確認書をチェックしましょう
上の項目を旅行会社に伝えると、担当者は予約を入れます。その場ですぐ予約OKという返事がもらえることもありますが、2〜3日以内には回答があるはずです。
予約できた場合、担当者から予約確認書が送付されてくるので、名前のスペルなどデータに間違えがないかを十分確認しましょう。
最終確認
出発の2週間から10日前になると、旅行会社から最終確認が入ります(会社によっては無い場合もあります)。連絡が無くても、変更が生じたらすぐ連絡を入れることです。
航空券の受け取り
格安航空券の場合、出発当日に空港で航空券を受け取る場合が多いです。
旅行会社が指定する出発カウンターでバウチャーと交換する形です。もちろん、事前に自宅や勤務先に送ってくれる旅行会社や、宅配便の代金を負担すれば送付可能とする会社もあります。予約時に聞いてみましょう。
最近では紙発券を行わない「Eチケット」に移行している航空会社が増えています。この場合は、メールで予約番号等が送られてきます。
ISSUED BY: 航空会社名
利用する航空会社名が記されています。スケジュール欄などで航空会社名を記す場合はキャリアコード(2レターコード)が使われます。
DATE OF ISSUE: 発券日
航空券が発券された日付が記入されます。この日付がないと、航空券は無効になります。
CARRIER / FLIGHT: 航空会社 / 便名
航空会社名がキャリアコードで記されています。その隣の数字が便名です。
CLASS / DATE / TIME: クラス / 日付 / 時間
座席のクラス名が記されています。エコノミーはM、Y、Wなど、ビジネスはC、Jなど、ファーストはF、Pなどです。航空会社によって違います。さらに出発日、出発時間と続きます。
NAME OF PASSENGER: 搭乗者名
搭乗者の氏名が記されています。パスポートの記載と同一でなければいけません。
FROM / TO
出発地と到着地が記されています。
RES.: 予約状況
OKは予約済み、RQはリクエスト、OPはオープンの状態です。搭乗する際はOKになっていなければ搭乗できません。
RESTRICTIONS: 利用条件
このチケットを利用する際の条件が記されています。この場合はVALID ONLY FLT / CLS / DTE SHOWN(記載されたフライト、クラス、日付のみ有効です)
ALLOW: 無料手荷物許容量
無料で機内預けできる荷物の重量がK(kg)で記されています。
DOCUMENT NUMBER: 航空券番号
この番号を控えておくと、航空券を紛失した場合の再発行がスムーズです。
最終更新日:2022/9/28